メンタルブロックを簡単に言うと「心の壁」ということになります。

私たちは何かを行動に移そうとするとき、どうしても「無理じゃないか?」とか「失敗したら叱られるかも・・・」といったネガティブな思考を持ちます。これは、自己防衛本能でもありますので、ある程度は私たちの身を守るために有効です。

しかし、このネガティブな思考が無意識のうちに強く働くと、「やらなきゃいけないのに、できない・・・」とか、意識的には「やるべき」としながら、行動できないように縛り付けるなにかの存在を感じずにはいられないのです。

こんな無意識のうちにかける「こころのブレーキ」「こころの壁」をメンタルブロックといいます。

メンタルブロックには人それぞれ、いろいろなものがあります。それらが、どうしてできるかというと、人間の脳に刻み込まれた記憶と考えていいと思います。

記憶と言っても意識的に思い起こせる記憶と、すぐには思い出すことができない無意識の中に隠された記憶があります。たとえば、小さいときに、親に口うるさくいわれたことや、テレビなどの情報で「?してはいけない」とされたことは、大人になってもその行動を抑制することになり、まさにメンタルブロック(心の壁)となって現れてくるのです。

子供の頃は、親も保護するために、ある程度口うるさく注意をするわけです。それが子供の頃は、身を守ってくれる助言であるわけですが、大人になって必要なくなる助言もあります。それがメンタルブロックとして大きく作用している場合が多いのです。

たとえば、子供の頃、多くの親は子供にお金を稼ぐ大変さを教えようとします。すると子供は、大人になってからも、お金は苦労して稼ぐものだという考えをもってしまい。必要以上に苦労を選んだり、あまり苦労しないで手に入れたお金に罪悪感をもってしまうようになってしまいます。

確かに子供の頃は、無駄使いしないように、また、勤労の大切さを教えるためだったのかもしれませんが、大人になれば自分で稼げるようになるのですから、お金に関する観念は大きくかわらなければならないはずです。しかし、子供の頃に植えつけられた観念は固定化し、なかなかそれを変えることは難しいといえます。

ここに、貧乏人の子は貧乏という図式ができあがってしまうのです。

では、その子供の頃に身につけた固定観念、メンタルブロックというものは、壊すことはできないのでしょうか?

結論を言いますと、それは当然可能です。

しかし、簡単かというと、それはそのメンタルブロックが出来上がった時期や、メンタルブロックの質、などによって一概に簡単とは言えませんが、私は超えることのできない壁(メンタルブロック)はないと思っています。

このサイトでは、目標達成を阻む心の壁、メンタルブロックをぶち破るヒントや解決策を提案していきます。

楽しみにしていてください。

あなたの可能性は無限大なのです。